スプレッドで比較!買値と売値の差はFX会社への実質的な手数料

必要経費であるスプレッドは必ず確認したい

必要経費であるスプレッドは必ず確認したい

スプレッドとは為替レートに存在する「買値と売値の差」のことです。例えば、ニュース番組などで為替レートを報道する際に、米ドル/円が「1ドル=105.20~105.25円」と表示されます。

これは売値が105.20円、買値が105.25円という意味です。売値と買値の0.05円の幅がスプレッドであり、この場合は5銭に置き換えられます。

このスプレッドがあるため、日本円で米ドルを購入し、同じ時刻に米ドルを日本円で売却すると必ず損をします。

別の例で言い換えると、市場価格が「1ドル=95.123円」だったとき、そのFX会社のスプレッドが1銭であれば、私たちは「1ドル=95.133円」で買うことができます。つまり「0.01円=1銭」を支払っているわけです。

実はこの為替レートの差額であるスプレッドがFX会社に支払うコストであり、FX会社によって設定金額が異なります。

現在はどのFX会社も売買手数料が無料であって、それゆえに「どこでFX会社が利益を得ているのか」と疑問に思うビギナーもいますが、このスプレッドこそが「実質的なFX会社の収入源」です。

また、スプレッドは通貨ペアによって異なり、米ドル/円を最安値にしているFX会社がほとんどです。最近では「0.3~2銭」が米ドル/円のスプレッドの相場になっています。

この場合、仮に「1ドル=100円」のとき、1万通貨を買うと0.3~2銭に対して、30~200円分のスプレッドを発生します。

1万通貨とは「1ドル×1万通貨」を意味しますので、「1ドル=100円」のときは100万円となり、スプレッドの「0.3~2銭」も1万倍して「30~200円」となるわけです。

たった、0.1銭や1銭の違いかもしれませんが、頻繁に売買をすることもあるFXでは「スプレッド=手数料」が積み上がっていきますので、初心者や上級者問わず、スプレッドの小さいFX会社は人気です。

会社名 アメリカ合衆国日本 EU日本 オーストラリア日本
DMM FX 0.3銭原則固定
例外あり
0.6銭原則固定
例外あり
0.7銭原則固定
例外あり
GMOクリック証券 0.3銭原則固定 0.5銭原則固定 0.7銭原則固定
SBI FXトレード 0.27銭原則固定 0.39銭原則固定
2017年11月18日までのキャンペーン
0.59銭原則固定
2017年11月18日までのキャンペーン
FXブロードネット 0.3銭 0.5銭 0.6銭
インヴァスト証券(トライオートFX) 0.3銭原則固定
例外あり
0.5銭原則固定
例外あり
0.6銭原則固定
例外あり
JFX 0.3銭原則固定 0.5銭原則固定 0.7銭原則固定
ヒロセ通商 0.3銭原則固定
例外あり
0.5銭原則固定
例外あり
0.7銭原則固定
例外あり
外為ジャパン 0.3銭原則固定 0.6銭原則固定 0.7銭原則固定
外為どっとコム 0.3銭原則固定
例外あり
0.6銭原則固定
例外あり
0.7銭原則固定
例外あり
トレイダーズ証券 0.3銭原則固定
8:00~翌2:00
0.6銭原則固定
8:00~翌2:00
0.7銭原則固定
8:00~翌2:00
マネーパートナーズ(パートナーズFX) 0.3銭原則固定
10:00~翌4:00
0.6銭原則固定
10:00~翌4:00
0.7銭原則固定
10:00~翌4:00
YJFX! 0.3銭原則固定
例外あり
0.5銭原則固定
例外あり
2017年10月31日までのキャンペーン
0.7銭原則固定
例外あり
2017年10月31日までのキャンペーン
FXトレード・フィナンシャル(FXTF MT4) 0.3銭原則固定 0.6銭原則固定 1.4銭原則固定
楽天証券(楽天FX口座) 0.3銭 1.1銭 1.2銭
OANDA Japan 0.4銭原則固定 0.7銭原則固定 1銭原則固定
マネックス証券 0.5銭 1銭 1銭
SBI証券 0.5銭固定 1.4銭固定 1.4銭固定
デューカスコピー・ジャパン 0.2~0.6銭 0.3~1.2銭 0.6~1.5銭
FXプライム byGMO 0.6銭原則固定 1.3銭原則固定 1.3銭原則固定
IG証券 0.6銭原則固定 1.5銭原則固定 1.3銭原則固定
サクソバンクFX証券 平均0.6銭 平均1.4銭 平均1.7銭
上田ハーロー 0.8銭原則固定
例外あり
1.8銭原則固定
例外あり
1.8銭原則固定
例外あり
ライブスター証券 0.9銭 1.9銭 3.2銭
アイネット証券 0.7~1.0銭 1.4~2.0銭 1.5~4.0銭
外為オンライン 1銭原則固定 2銭原則固定 3銭原則固定
外為オンライン(iサイクル注文) 1銭原則固定 2銭原則固定 3銭原則固定
セントラル短資FX(FXダイレクトプラス) 1銭 2銭 3銭
AFT 1銭~ 2銭~ 3銭~
ひまわり証券 1銭固定 3銭 4銭
アヴァトレード・ジャパン 1.2銭 2.2銭 2.8
ゲインキャピタル・ジャパン 1.5~1.9銭 1.9~2.8銭 2.1~3.2銭
アイフォレックス 2銭 3銭 5銭
マネースクウェア・ジャパン 3銭 3銭 3銭
インヴァスト証券(シストレ24) 変動型
流動性で変化
変動型
流動性で変化
変動型
流動性で変化
岡三オンライン証券

スプレッドで比較したおすすめのFX会社

売買手数料が安いから人気があるFX

スプレッドは他の金融商品と比較すると格安です。通常、株式投資でも100万円以上の取引をすれば、1,000円は売買手数料を支払います。

この売買手数料の安さこそが、FXが日本人に急速に広まった理由の1つでもあります。FX初心者の方がスプレッドの低いFX会社を選ぶことに重点を置くことも賢い選択です。

例えば、人気の外為オンラインは米ドル/円が1銭原則固定、ユーロ/円は2銭原則固定、豪ドル/円は3銭原則固定、英ポンド/円は3銭原則固定ほどとなっています。

FXプライム byGMOは米ドル/円は0.6銭原則固定、ユーロ/円は1.3銭原則固定、豪ドル/円は1.3銭原則固定、ニュージランドドル/円は2.0銭原則固定です。歴史あるひまわり証券は米ドル/円が1銭固定、ユーロ/円は3銭、豪ドル/円は4銭、英ポンド/円は6銭と、少し割高感があります。

一方、全20通貨ペアでスプレッドが最狭のDMM FXは米ドル/円0.3銭原則固定(例外あり)、ユーロ/円は0.6銭原則固定(例外あり)、豪ドル/円は0.7銭原則固定(例外あり)です。さらに随時キャンペーンも実施中です。

5~6銭だったスプレッドも今では0.3銭

テレビCMでも有名なGMOクリック証券外為ジャパンは米ドル/円が0.3銭原則固定、ユーロ/円が0.5銭原則固定、豪ドル/円が0.7銭原則固定、英ポンド/円が1.0銭原則固定などと格安です。外為どっとコムも米ドル/円が0.3銭原則固定(例外あり)とかなり割安感があります。

米ドル/円が0.3銭の楽天証券(楽天FX口座)では、ユーロ/円は1.1銭、豪ドル/円も1.2銭と安いですが、ニュージランドドル/円は3.9銭と通貨ペアごとに差があり、総合的にもGMOクリック証券のほうがお得だったりします。

このように全FX会社を比較すると、数年前は米ドル/円のスプレッドでも5~6銭が当たり前でしたが、今では2銭以下に収まっています。

米ドル/円以外の通貨ペアのスプレッドを低くするしかないように、もう下げられないくらい競争が激化しています。

FXでの取引額が大きかったり、多種の通貨ペアを扱う場合は、スプレッドがコスト面に影響します。費用をなるべく抑えたいなら、米ドル/円のスプレッドが1銭以下、入出金手数料が無料といったFX会社を選択しましょう。

最小単位である「銭」と「pips」の違い

売買手数料は無料のところがほとんどですので、FXにかかる手数料で差を見出すなら、スプレッドに注目することになります。

FXでは例えば、日本円でスイスフランを売買する場合でも「日本円、米ドル、スイスフラン」と米ドルを介します。そのため、米ドル以外の通貨では米ドル分のスプレッドが加算されるので、米ドルよりもスプレッドが高くなることが一般的です。

上記の表に掲示されているスプレッドも米ドル/円が最低値で0.3銭や0.5pipsなどになっています。

ちなみにスプレッドの単位には「銭」と「pips」があります。銭は円の1/100の単位ですので「1円×1/100=1銭」です。

pipsも似ていて、通貨の「最小単位の1/100」を意味します。日本円であれば、最小単位は1円ですので「1円×1/100=1pip」で銭と同じです。米ドル/円のように日本円を介して、外国為替を売買する際は「銭=pips」と見なして構いません。

ただ、ユーロと米ドルのような外貨同士で売買するときに、日本円を介さないので銭を使うと、逆にややこしくなります。

例えば、米ドルの最小単位は1セントですので「1セント×1/100=1pip」になります。仮にユーロ/米ドルのスプレッドが2pipsとすれば、スプレッドは「0.02セント=0.0002ドル」とわかりやすいです。

そのときのスプレッドを銭で表そうとすると、為替レートの影響で「1pip=0.96銭」などと換算することになり、2pipsのスプレッドも「2pips×0.96銭=1.82銭」のように複雑化します。

そのため、FX会社では日本円が軸である通貨ペアは「銭」で表記していますが、日本円を絡まない通貨ペアは「pips」を使っています。もしくは銭とpipsが混合するとわかりにくいので、すべての単位を「pips」と表記するFX会社もあります。

初心者も安心できるFX会社

DMM FX(DMM.com証券)
GMOクリック証券
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公開日公開日 2008.05.23
更新日更新日 2017.10.16
執筆者Kirito Nakano

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