経済指標の年間カレンダー

FX初心者の知恵袋

FXでは経済指標が相場を動かす

為替レートは経済、金利、為替、ドル、株式、物価、原油、有事などでトレンドが変わりやすいですが、基本的には経済指標が発表されるたびに動きがあります。

ただ、各国の経済指標が各国の通貨に反応するのではなく、相場を動かすそのほとんどが米国の指標です。

例えば、ユーロ高になった理由は、「フランスの経済が好調だから」ではなく、「米国の失業率が上がったので、ユーロに資金が移った」となるケースが多いです。

また、日本の指標にはあまり反応せず、ユーロの指標はユーロに反応しますが、それよりもドイツの指標のほうが重要視されます。

発表時期経済指標名影響度
毎月第1営業日米  ISM製造業景況指数B
毎月第3営業日米  ISM非製造業景況指数C
毎月第1火曜豪  政策金利B
毎月第1木曜ユ  政策金利B
毎月第1木曜英  政策金利B
毎月第1金曜米  失業率A
毎月第1金曜米  非農業部門雇用者数A
毎月第2金曜米  ミシガン大学消費者信頼感指数C
毎月10日頃米  貿易収支D
毎月中旬米  消費者物価指数(CPI)B
毎月中旬米  生産者物価指数(PPI)C
毎月中旬米  鉱工業生産C
毎月中旬米  耐久財受注C
毎月中旬米  小売売上高B
毎月中旬米  対米証券投資C
毎月第3木曜米  フィラデルフィア連銀指数C
毎月下旬米  中古住宅販売件数(EHS)B
毎月下旬米  中古住宅販売保留(PHS)B
毎月下旬米  新築住宅販売件数C
毎月下旬米  住宅着工件数C
毎月下旬米  個人所得・個人支出D
毎月下旬米  GDPA
毎月月末米  消費者信頼感指数C
毎月1回日  政策金利B
年8回木曜ニ  政策金利B
年8回火曜カ  政策金利B
年8回米  政策金利B

各指標の発表時期は年間を通しては目安の時期が掲載されていますが、1ヶ月前までには日付と時間が正確にわかります。

この経済指標以外で為替レートが動いたときに、真っ先に考えられる原因が要人の発言です。米国のFRB議長とユーロのECB総裁、米国の財務長官は外せません。

経済指標で稼ぐスキャルピングトレード

FXとは経済指標の発表直後に利益を得やすい積極参加型の投資です。中期投資のスワップポイント狙いでも利益は得られますが、FXだけで生活できるほど稼ぐ人の多くは短期トレードがメインです。

注目度の高い経済指標では、予測外のサプライズ発表がよくあります。そのときに数分で100pipsは為替レートが変動します。

例えば、米国では月に1度金利を発表しています。予想は「金利を0.25%上げる」でしたが、結果は「金利を0.50%上げる」でした。そうなると「1ドル=100円」のときに、数分ないし1分ほどで「1ドル=101~103円」くらいに上がります。

底と天井で売買することは不可能ですから、100.20円くらいのタイミングで「買い」をして、101.00円くらいで「売り」をします。ほんの数分ですが上昇トレンドの中抜きができました。

「為替は誰も予想できない」と言われていますが、超短期トレンドがどの方向に動くかは、人の心理が働くので読むことは可能です。

このような数分単位で売買を繰り返す方法を「スキャルピングトレード」と呼びます。今回は利益は「0.8円=80pips」にもなりました。1万通貨では8,000円ですが、10万や100万通貨をつぎ込む人が多く、そうなると8万円、80万円が数分で手に入ります。

よく「1日で20万円稼げた」と雑誌に掲載される手法は、大抵は中期投資で偶然に予想が当たったか、このスキャルピングで戦略的に稼いだかがほとんどです。だからこそ、経済指標の発表時期を把握する必要があります。

次の記事     バイナリーオプションでFX
前の記事     50~100円で始めるFX