| 表記 | AUD(AUstralia Dollar) |
|---|---|
| 国名 | オーストラリア |
| 首都 | キャンベラ |
| 面積 | 7,686,850km²(2008年6位) |
| 人口 | 21,293,000人(2008年52位) |
| GDP | 1兆0,106億ドル(2008年15位) |
| 産業 | 不動産、流通、金融、保険、建設、通信 |
鉄鉱石、石炭、原油などの鉱物資源が豊富で、全輸出の50%以上を占めています。政府が経済の自由化に取り組んだ結果、過去5年間のGDP成長率は平均4%にもなり、先進国の高水準を維持してきました。
APEC加盟後はオーストラリアの経済がこれからも拡大し、雇用創出と収益確保が期待されます。
自国で産出した資源を輸出できるので、商品価格の上昇で通貨も値上がりする性質を持ちます。これが「資源国通貨」呼ばれる由来です。
豪ドルは先進国の通貨の中でも高金利であるため、スワップポイントを狙う動向が以前から見られます。
南アフリカなど新興国にも高金利の通貨が多いのですが、それらに比べてオーストラリアのほうが経済が安定しており、信頼されていることから豪ドル/円は高い人気を誇っています。
個人投資家からは売りよりも買いで注目されていますが、スワップポイントで放置することが多い豪ドルこそ、要注意したい通貨です。
日本での人気は高いものの、世界全体としては取引量が少ないので為替レートが動きやすいです。
特に重視したいのはプロディーラーの動きです。個人投資家はたいてい小額でFX取引をしますが、プロは大人数です。あまりに大量な注文をすると、豪ドル/円を動かせるほどになります。
ただ、一般的には大量に購入しても市場が大きいので、一組織が為替レートを自在にコントロールすることはできません。FXとは株と違って、フェアな金融商品とも言えます。
また、プロは数ヶ月先を見据えて、多額ないし、高スプレッドで、安い段階から買っています。そして、何らかの経済指標が上向きになり、豪ドル/円が上昇しきったところで、プロは一気に売りに出ます。
例えば、オーストラリアの失業率が1%も改善したから、豪ドル高になるとは限らないということです。プロは大きな利益を得ますが、個人投資家は困るでしょう。
プロの売りで豪ドル/円が安くなるため、打撃を受ける可能性もあります。このような点も踏まえて、貪欲になりすぎて、高値をつけるまで待ちすぎるのは「リスクが高い」と認識しておきましょう。
長期保有でスワップポイントを狙うなら2~3年は保有するつもりで、たまたま値上がりしたら短期に切り替えるのもありです。
逆に短期でロスカットがうまくいかないときは中期に、中期がダメそうなら長期でスワップポイント狙いでも構いません。低金利の日本円だからできる、高金利の豪ドルで稼ぐ方法です。
豪ドル/円ばかりに注目せず、豪米ドル/ドルも視野に入れてみましょう。豪ドル/円は豪米ドル/ドルと米ドル/円を合成した通貨ペアで、実は豪米ドル/ドルのほうがシンプルです。
仮に円高が進行してしまい、豪ドル/円も米ドル/円も下落したときでも、豪米ドル/ドルは上昇しているかもしれないです。
このようにあらゆるリスクを考えて、円以外と組み合わせた豪ドルの通貨ペアも考えるのが得策です。低金利の円を基軸にするのは日本人の初心者に多い悪いクセとも言えます。
特にスワップ狙いならば、ドルも円と同じくらい金利が低いので、円をドルに変えたからってさほど変わらないです。
豪ドルの動向は最近20年間で大きく変動しています。「1豪ドル=100円」のときもあれば、リーマンショックで「1豪ドル=50円」まで落ち込んだときもありました。
その後は1年で「1豪ドル=80円」までに回復しており、90~100円あたりが相場とも言われています。上昇余地があり、価格変動での差益が期待できます。
日本からの債券や外貨預金への投資額が多く、金利も右肩上がりでスワップポイントが人気です。これは先進国では稀有なことです。
豪ドルの動きを分析する材料としては、天然資源が挙げられます。オーストラリアはカナダと同様に、天然資源が豊かな割には、2,000万人くらいと人口が少ないです。
天然資源と一口に言っても、少しずつその需要は変化してきました。かつては豪ドルは金の値段に連動しましたが、最近は銅の価格のほうが関連が深いようです。
また、農業も盛んですので、農作物の相場も豪ドル分析には役に立つでしょう。