米ドル(USD) - 為替レートの推移が安定している世界の基軸通貨

資産と消費が増え続けるアメリカ経済

表記USD(United States of america Dollar)
国名アメリカ合衆国
国旗アメリカ合衆国
首都ワシントンD.C
面積9,629,091km²(4位)
人口3億1,038万人(3位)
GNI53,755ドル/人(14位)


米ドル/円の年足チャート

米ドルはGDP(国内総生産)が世界一であり、内需と外需の両方で経済が発展し続けているアメリカ合衆国の通貨です。その信用力から米国以外の国々でも広く使われています。

産業としては技術力では日本やドイツ、生産力では中国やインドの追い上げが激しいですが、依然として情報、医薬、航空、軍装などの分野で、米国企業は最先端の開発力をキープしています。

逆に同国が抱える大きな問題は、高齢化する人口に対する医療と年金の予算が足りないことです。これは巨額の貿易赤字と財政赤字に加え、低所得の家計が増えていることが原因です。

世界一の取引量だから情報も豊富

世界一の取引量だから情報も豊富

世界の基軸通貨である米ドルがNo.1

世界の基軸通貨である米ドルは、信用力が高い通貨です。そのため、FXにおいても米国の経済指標は最も注目すべき情報ですし、他の外貨と比べても、米ドルの情報は一早く伝わってきます。

特に毎月第1金曜日に発表される雇用統計の「失業率」と「非農業部門雇用者数」とは、米国だけではなく、世界の為替レートの浮き沈みを誘発します。

雇用統計は景況感を表し、それは個人消費につながります。米国のGDPの約70%は個人消費ですので、雇用統計が改善すると、世界中の国から商品を購入してくれるわけです。

このような経済指標の転機を示唆するニュースが頻繁に飛び込んでくる状態は、FXでは重要な判断材料です。

多くの情報は英語を介して伝わる

米ドルに次ぐ流通量のユーロをみてみると、ユーロはドイツやフランスの経済の影響を受けるため、重大な情報はまずはドイツ語やフランス語で発生します。

ドイツ語がダイレクトに日本語に訳されることもありますが、一旦、英語に翻訳されてから日本語に変換されることが多いです。

つまり、英語以外の言語では英語の情報が先行したあとに伝わるため、わずかな時間さながら英語が重要になってきます。英語を母国語とする米国の米ドルは、取引量とスピードで他国を圧倒しています。

FXはユーロ/米ドルから始めてみよう

FXとは「米ドル/円で始めることが鉄則」との声も目立ちます。基本の米ドル/円で成功できないようでは「他の通貨ペアでも稼げる見込みはない」と主張する専門家もいるくらいです。

ただ、実際は取引量では米ドル/円ではなく、ユーロ/米ドルのほう最大であり、世界中の経済指標に素直に反応するため、相場観の習得にはユーロ/米ドルがおすすめです。

一方、新興国の通貨で取引したがる投資家もいます。短期間で大きな変動を起こしたり、価値が急上昇することもあるからです。

ただし、初心者が不勉強のままで新興国の通貨にチャレンジすることはリスクが高いです。まずは世界経済とリンクしやすいユーロ/米ドルの分析から始めたほうが練習になります。

米ドル/円とユーロ/米ドルだけでOK

米ドル/円はそこまで極端な動きはしませんので、ある程度のトレンドがあれば「そのトレンドに乗れる」と判断できます。

逆にトレンドから離脱して急激に上昇か下降をするブレイクアウトが発生する前は、チャートが横ばいになって、あまりトレンドを形成しません。

その際は経済指標の発表後に、方向性を見出して動くのでわかりやすいです。米ドル/円はだましが少ない通貨ペアです。

それに対しユーロは取引量が世界第2位で「ドルが下がるとユーロが上がり、ユーロが下がるとドルが上がる」といった特徴があります。ユーロ圏の経済指標でももちろん動きますが、米国のニュース次第で取引高が急増する通貨です。

米ドルとユーロは相反しやすいので、この2つを同時に売買できるユーロ/米ドルが最も世界経済に近い通貨ペアです。

海外投資家がアクティブな時間帯である21~24時あたりが1日で最も盛んな動きを見せるので、ユーロ/米ドルは副業中の会社員や主婦にもおすすめの短期で勝負できる通貨ペアです。

ユーロ/米ドルは世界中の投資家が売買するため、チャートが何度も上下に動きながらトレンドを形成するのでおもしろいです。

米ドルは世界的な存在感が強いので、あらゆる通貨に影響を及ぼしていますが、逆にユーロ/円やユーロ/スイスフランといった米ドルが表面上は関わっていない通貨ペアが、米ドルを動かしてしまうことがあります。

また、FX会社を選ぶ際にスプレッドで比較する人が多いですが、1番低いスプレッドは米ドル/円であり、次にユーロ/米ドル、ユーロ/円の順番です。

他の通貨ペアは米ドル/円の2~5倍以上のスプレッドが当たり前で、そういう意味でもドル、ユーロ、円の組み合わせは「初心者にも安い手数料で扱いやすい」と言えます。

初心者も安心できるFX会社

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公開日公開日 2010.01.19
更新日更新日 2016.03.24
執筆者Kirito Nakano

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