外貨を安く買って、高くなったら売るのがFXの特徴ですが、実はこの価格差以外でもFXで利益を得る方法があります。
FXの初心者はもちろん、中、上級者でもやっているのが、「スワップポイント」を狙って取引です。
日本は2008年9月時点で政策金利がわずか0.5%の超低金利国です。米国やユーロでさえ2.0%を超えており、ニュージーランドは7.0%以上、南アフリカに到っては12.0%を超えています。
通貨を所持して、預けるだけで利息が付くのが基本です。
したがって、日本円を売って、外貨を買うと金利も一緒に得ることができるのです。
金利0.5%の日本円で金利6.5%の豪ドルを買えば、差し引き6.0%の金利が得られます。
逆に金利6.5%の豪ドルで金利0.5%の日本円を買うと、差し引き-6.0%の金利の負担になり、持てば持つほど損をしていきます。
この金利差をスワップポイントと言い、超低金利国の日本だからこそできる、FXのもう1つの稼ぎ方になります。
FX業者によって、スワップポイントが微妙に変わります。そのためにスワップポイントの一覧を各FX業者は公開していますので、事前に確認しておきましょう。
大体、どのFX業者会社も右のような表形式で確認できます。
右の表によると、1万米ドルを買った場合は1日あたり59円受け取れることがわかります。
1ドルが100円だったとすると、1万米ドルで100万円になり、年利は約2.2%になります。
この中で最も高い年利は南アフリカランドです。1万南アフリカランドは約14万円で購入でき、毎日37円付きます。
1年間で付く13,505円の利息は年利が約9.7%にもなります。
先ほどの1万米ドルは1日59円、1年間で21,535円もの利息が付きますが、それは「1ドル=100円」の為替レートで手元に100万円の資金があった場合です。
そこで手元に100万円がなくても、レバレッジを5倍に設定すれば、1/5の20万円で100万円分の外貨が購入できます。
20万円で21,535円の利息が付くということは、約10.3%の年利と同じになります。逆に100万円でレバレッジを5倍にすれば、500万円分ですので、107,675円の利息が1年間で貰えます。
もし、レバレッジが100倍であれば、約103%の金利で倍々ゲームとなり、一気に資産は増えるかもしれません。
ただし、高いレバレッジは同時にハイリスクハイリターンとなりますので、実際の取引では高くても10~20倍くらいに抑える注意が必要です。
スワップはFX初心者にも儲けやすい仕組みなのですが、スワップ目的で購入した外貨も為替レートで価格が変わります。
「1ドル=100円」で1万米ドルを100万円分、レバレッジ10倍の10万円で購入したので、1年後にはスワップポイントにより、2万円くらいの利息が付くかもしれません。
しかし、仮に「1ドル=95円」にまで下がると、1万米ドルを95万円分の価値しかなくなります。100万円から5万円価値が減少し、証拠金10万円は5万円になり、スワップポイントの2万円を加算しても、トータルで3万円の損失になります。
逆に「1ドル=105円」にまで下がると、5万円に加えてスワップポイントの2万円がもらえるので7万円の儲けになります。
レバレッジ次第では為替レートがスワップポイントの利益を飲み込む可能性があります。
そのため、スワップポイントで利益を出す場合のテクニックとしては、値動きの異なる通貨ペアを数種類購入することで、リスクを大きく減らせる方法があります。
例えば、米ドルとユーロは逆の動きをすることが多いために、両方購入して為替レートの損益は相殺し、スワップポイントの利益だけを貰う方法です。
このような相殺できる通貨ペアの組み合わせはいくつかあります。FXは為替ではなくスワップ狙いである人は、リスク分散のために複数の通貨を保持しておくことをおすすめします。
為替レート、レバレッジ、スワップポイントから1万通貨あたりに必要な自己資金額とスワップ受取額と利回りを計算します。
例えば、「1米ドル=100円」のときに、自分のFX業者では1万米ドルあたり59円のスワップポイントが付く場合、為替レートに「100」、スワップポイントには「59」を入力した上で、レバレッジを入力してください。
また、計算結果はスワップポイントが変動しないと仮定しています。
スワップポイントでは利回りの高さと安定性が重要ですので、高金利国の格付けからレバレッジを決めることも大切です。
為替変動リスクに備え、スワップで稼ぐならレバレッジは低めに設定しましょう。
基本的なFXのノウハウ
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