短期と中期の両方がベター

失敗しない8ヶ条

スワップポイントで6ヶ月後を見据える

短期、中期、長期とFXとは期間による戦略がありますが、初心者はどれを選択すべきでしょうか?

どれが良いとは断言できませんが、あらかじめ自分がどの期間で勝負するか決めておくのは良い方法です。ひとまず、初心者の方はFXをする感覚が養えるまで、長期だけで勝負するのはやめましょう。3年も5年も保持しようとしても予想がつきません。短期と中期で回していく方が、楽しみながらできると思います。

そうですね。私も長期では全く想像がつきません。では、短期と中期とはどのような意味合いなのでしょうか?

結論から言いますと、短期よりも中期のほうが扱いやすいですが、稼いでいる人は短期をメインにして、中期をサブに位置付けています。短期は積極的なトレードによる為替差益、中期はスワップポイントによる金利差益が目的です。日本円とは超低金利の先進国通貨であり、金利を上げる要素も見つからない状態ですので、中期で高金利国の通貨を保持するチャンスになります。

超低金利の日本円でオーストラリアや南アフリカランドの高金利通貨を購入するのは魅力的です。

2010年12月時点で金利4.75%もある豪ドルは、資源国で安定感があるので買われやすいです。例えば、運用資金が50万円あるとして、レバレッジ10倍で5万豪ドルを買ったとします。1日約500円くらいのスワップポイントが発生するため、30日間で15,000円、半年で9万円、1年で18万円の利息です。為替変動を考慮しなくても、日本に預けているよりはお得でしょう。しかも、今後は利上げする傾向があり、利上げが実施されれば、人気が集まり為替レートも上がりやすいために、為替差益も狙えます。

中期にスキャルピングを絡ませる

スワップポイントは中期投資の醍醐味ですが、懸念事項はありますでしょうか?

自動的に金利が貯まる中期は放置しても構いませんが、注意点は大きな為替変動でしょう。いくらスワップポイントが高くても、対象の通貨そのものの価格が低くなってしまったら、日本円に変える際に損をしてしまいます。ロスカットを想定した小刻みな逆指値注文、もしくは急落時に自動決済するためのトレール注文を入れておくことが大切です。

中期はロスカット対策をしながら、着々と利益を上げていきたいですが、FXで稼ぐ人と同じような短期トレードもしたいです。

FXは短期の為替差益は魅力的です。単純に儲けるためには「安く買って、高く売る」必要があります。仮に中期運用を目的で購入した通貨でも、高くなったときには短期とみなし、すぐに売ってしまうこともできます。現状維持で金利差益が欲しいなら中期のまま、価格が急落したら下ロスカットです。したがって、タイミングさえ間違わなければ、短期は中期に、中期は短期に変更することでより利益が取りやすいです。

短期と中期を使い分けるように意識してみます。スワップポイントの高さだけではなく、為替差損を抱え込まないためにも、チャートから通貨を選びたいとも考えています。

そうですね。「中期で運用しよう」と決めても、為替の動きが予想外に激しいの場合は短期で処理すべきです。1日いくらのスワップポイントよりも、為替変動のほうが気になってしまい、中期まで待つ余裕がありません。なるべく想定の範囲内に収めるためにも、チャートを使った予測は必須でしょう。中期で運用する場合も月足、週足、日足と順番にチャートを読んで、為替レートの方向性を予想してみるとFXが面白くなります。

実際に利益を上げている人は短期トレードをする人が多いとのことですが、その理由は何でしょうか?

FXとはメインは短期トレードで稼ぐ金融商品です。今までの説明のように中期でも稼げますが、短期は即収入になるために専門誌などでも特集が組みやすいですし、万人受けするという理由もあります。特に短期トレードで人気なのは「スキャルピング」という手法です。デイトレードよりももっと超短期に売買を繰り返します。21~24時、朝方など時間を決めて、小1時間内に何度も分単位の売買をします。初心者もトレンドの波に乗る感覚がつかめるので、スキャルピングで勝負することもありですが、スピードが大事ですので少し慣れてから実践することをおすすめします。

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