短期、中期、長期とFXとは期間による戦略がありますが、初心者はどれを選択すべきでしょうか?
どれが良いとは断言できませんが、あらかじめ自分がどの期間で勝負するか決めておくのは良い方法です。ひとまず、初心者の方はFXをする感覚が養えるまで、長期だけで勝負するのはやめましょう。3年も5年も保持しようとしても予想がつきません。短期と中期で回していく方が、楽しみながらできると思います。
そうですね。私も長期では全く想像がつきません。では、短期と中期とはどのような意味合いなのでしょうか?
結論から言いますと、短期よりも中期の方が扱いやすいです。短期は為替差益を目的とし、中期はスワップポイントを目的しています。日本は幸か不幸か低金利の先進国です。ここまで低い金利を実施し、さらに金利を上げる要素も見つからないのは、FXのスワップ派にとってはチャンスでしょう。
超低金利の日本円でオーストラリアや南アフリカランドの高金利通貨を購入するのは魅力的です。
2008年9月時点で金利7.5%と決して高金利ではない米ドルでも、安定感があるので買われやすいです。例えば、運用資金が50万円あるとして、レバレッジ10倍で5万ドル買えたとします。1日約250円くらいのスワップポイントが発生します。30日間で7,500円、半年でも45,000円です。為替変動や為替損益は含まないとしても、日本に預けているよりはお得でしょう。
スワップポイントは有利な中期投資ですが、懸念事項はありますでしょうか?
自動的に金利が貯まる中期は放置しても構いませんが、注意点は大きな為替変動でしょう。いくらスワップポイントが高くても、対象の通貨そのものの価格が低くなってしまったら、日本円に変える際に損をしてしまいます。ロスカットを想定して、IFO注文を用意しておくことが大切です。
中期はロスカット対策をしながら、着々と利益を上げていきたいですが、短期で取引もしたいと思います。
FXは短期の為替取引も魅力的です。儲けるためには安く買って、高く売る必要があります。仮に中期運用を目的で購入した通貨でも、高くなったときには短期で積極的に売ってしまえば良いのです。現状維持なら中期、価格が下がればロスカットです。したがって、中期で購入する際にはスワップポイントの高さだけではなく、為替変動も考えてましょう。
為替変動を考えると少し、複雑な知識が必要そうです。ただ、スワップポイントの高さだけ通貨を選んで、大きな為替差損を抱え込むのは意味がないですね。
中期で運用しようと思っても、為替の動きが激しいの場合は短期で売る機会が増えるでしょう。その際は1日いくらのスワップポイントより、1日の為替変動の方が気になるでしょう。中期で運用する場合はローソク足のトレンドを読んで、為替レートの方向性を予想してみるとFXが面白くなります。
実際に利益を上げている人は短期と中期のどちらを選んでいるのでしょうか?
FXとは短期投資家のほうが目立ちます。これは雑誌でも特集が組みやすいですし、万人受けするという理由もあります。もちろん、今までの説明のように中期でも稼げます。ただ、人気のあるのは「スキャルピング」という手法です。デイトレードよりももっと超短期に売買を繰り返します。21~24時、朝方など時間を決めて、何度も分単位で売買をします。ただ、初心者はもう少し慣れてから実践することをおすすめします。
FX初心者の用語辞典
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